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お熊甲祭 (国指定重要無形民族文化財)

・と き:9月20日
・ところ:七尾市中島町(地図)

■お熊甲祭とは
 この祭りは、久麻加夫都阿良加志比古[くまかぶとあらかしひこ]神社(熊甲神社)の大祭で、毎年9月20日に行われることから“二十日祭り”とも呼ばれています。
 町内の各集落に鎮座する19の末社からくりだした神輿は、猿田彦[さるたひこ]の先導で、高さ20メートルばかりの深紅の大枠旗やお道具を従え、「イヤサカサー」の掛け声と鉦・太鼓の音も賑やかに、本社に参入します。
 拝殿に全神輿が参入すると、本社で奉幣式に移り、若衆が鉦・太鼓を打ち鳴らし、それに合わせて猿田彦が境内いっぱいに乱舞します。
 祭典後、本社の神輿を先頭に、「しらい」で決まったクジ順に渡御[とぎょ]が行われ、境内から700メートルほど離れた加茂原[かもはら]へ移動します。
 お旅所である加茂原では、お練りが行われ、時計と反対廻りに3回廻ります。早廻りや枠旗を地上すれすれまで傾ける「島田くずし」と呼ばれる大技も披露され、祭りは最高潮に達します。

■「島田くずし」とは
 長大な枠旗を担ぎながら傾けて、大旗を地面すれすれにまで下げることで、祭りの見せ場の一つです。
 島田とは、娘が結う日本髪の島田髷[しまだまげ]のことで、その昔、大旗の先端が祭り見物の島田にあたり、その髪がくずれたことで名付けられたといわれています。

■能登中島の枠旗祭り
 実りの秋を迎えると、町内の各集落では、1年間の五穀豊穣に感謝する秋祭りが始まります。
 9月4日から10月9日までの1ヶ月以上に及ぶ期間、鉦や太鼓の音が町内のどこかの集落から聞こえ、この地域は文字通り「祭り」一色となります。
 秋祭りでは、20メートルを超える深紅の大旗を担いで練り歩く、全国でもこの地域にしか見られない「枠旗祭り」が行われます。
 この枠旗祭りには、各集落の産土[うぶすな]神社の祭礼(小祭り)と中世以来の由緒ある惣社を中心に各集落がより集う“寄り合い祭り”(大祭)があり、江戸時代以降、連綿たる伝統として受け継がれてきております。
  ◆笠師祭 9月第2土曜日     ◆お熊甲祭 9月20日
  ◆新宮祭 9月23日(秋分の日)  ◆六保祭  9月最終土曜日

■「猿田彦」について
 日本神話で、天照大神の孫である瓊瓊杵尊[ににぎのみこと]降臨の際、先頭に立って道案内したといわれる神様。
 顔赤く、鼻の高いのが特徴で、祭り行列の先導を務めています。本祭礼では、鉦・太鼓のリズムに合わせて踊る姿がユーモラスです。

 

【お熊甲祭パンフレット】